社長挨拶

代表取締役 本多 修
代表取締役 本多 修

 当社は日本製鉄(株)の直系商社である日鉄物産(株)グループの中核企業であり、鉄鋼・造船向けのクレーンを中心とした搬送設備メーカーです。創業90年以上の歴史の中で培った高い技術力と数多くの納入実績から、『一芸に秀でたものづくり集団』としてお客様から高い評価をいただいております。お客様のニーズを的確に捉え、誠実に向かい合い、重量物の最適搬送システム創造の一躍を担うことが私たちの使命です。「株式会社エムエムアイ」はこれからも長期的な視点に立ちお客様のパートナーとして、高品質・高付加価値の製品とサービスの提供に励むとともに、「IoT」の時代に搬送設備の新たな機能・役割を創造すべく積極的に取り組んでまいります。今後ともより一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

2025年を迎えて
 新年あけましておめでとうございます。昨年は多大なるご支援をいただき、心より感謝申し上げます。おかげさまで、業績面では今年度も好調を継続し、1991年度以来、久しぶりに40億円を超える売上高となる見通しです。1年ほど前に東海クレーン安全大会で発表した「次世代クレーンの開発」についても、いくつかの引き合いをいただき、社外での適用も実現しました。
 一方、雇用・賃金面では、この1年で7名の新たな社員を迎えることができましたし、昨年10月には従業員の賃金を約5%引き上げることができました。
 本年も、技術やサービスの向上に努めるとともに、適度な緊張感を保ちつつ、活気あふれる職場を作り上げてまいりますので、変わらぬご信頼とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。最後に、取引先や社員の皆様とそのご家族のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
 2023年度は、安全面で休業災害0を継続し、品質面でも大きなトラブルはなく、過去最高レベルの売上高および経常利益を計上できました。社員の皆さんには過去最高額の賞与を支給でき、株主への配当も大幅に増加できました。
 2024年度の予算も好調の見込みです。また、健康経営優良法人に7年連続で認定され、中小規模法人部門のブライト500認定も受けることができました。作業環境面では、ここ1~2年で工場床面や雨水の対策を行ってきましたが、今回は工場壁の大規模な断熱工事を実施しました。これは夏季の工場内の暑熱対策が主目的ですが、品質面において製品の熱膨張による影響を抑制できますし、生産効率面でも作業の時間帯制約の緩和ができればと考えています。現状でも壁からの輻射熱の低減が体感でき、夏本番に向けて効果が期待されます。
 一方、ここ数年の大きな課題であった機器調達面において、納期はやや改善傾向ながら、価格の上昇は半端ないものとなっています。また、機器メーカーの廃業の話もちらほら出ている状況です。今後もお客様と対話などを通じて、共に維持・繁栄できるような解決策を模索していきます。
 あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。新たな年も変わらぬご愛顧を賜りますことを、心よりお願い申し上げます。
 おかげさまで、製造事業、サービス事業とも好調な受注をいただき、今年度も良い業績を上げることができそうです。当社では創業以来積み上げてきた技術と知見を基に、新たな社会的価値を持った次世代クレーンの開発を行ってきましたが、その開発技術の一部を、昨年11月の日本クレーン協会東海支部主催の東海クレーン安全大会にて発表できました。これらは、ひとえに皆様のご支援の賜物と心より感謝しております。また、これら事業を持続的に支えていく人材面においても、この1年で8名の社員を新たに迎えることができたことは、当社にとって大きな喜びとなりました。
 本年も、さらなるサービスの向上に努めるとともに、明るく、楽しく、一定の緊張感の中で活気あふれる職場を作り上げてまいりますので、変わらぬご信頼とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。最後に、取引先や社員の皆様とご家族のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
 2022年度の会社業績を振り返ると、上期は主要顧客の旺盛な設備投資に引っ張られ売上面で絶好調であった半面、下期は2021年末から継続している電機機器の長納期化の影響を大きく受け、わずかな利益しか出ないような、変化の大きな1年でありました。その中でも、長納期化影響の少なかった鉄構構造品等の先造りや製造事業メンバーのサービス事業への応援など、従来から培ってきた実力を活かし好業績を収めることができました。これによって、前年度以上に株主および従業員の皆さんに還元することもできました。2023年度は、製造事業、サービス事業とも多くの受注を背景に更なる好業績が見込まれます。気を緩めることなく確実なものづくりを進めていきます。
 一方、休業無災害は継続しているものの、夏場の熱中症対策を万全にし、引き続き安定した生産と工事を行っていきます。また、近年多様化するお客様の要望に合わせた仕様の設計・製作、購入機器等、さらなる品質向上を追求し、各部署一体となってより良い製品を納めていきます。職場環境においては、社員の健康に配慮した働き方の工夫、部署間の連携強化と負荷分散、メンタルヘルスケア教育も取り入れながら、社員と会社の成長・発展の姿を見せられるように精進してまいります。
 あけましておめでとうございます。
 昨年は格別のご恩情を賜り、厚く御礼を申し上げます。新たな年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 産業を支える物流基盤の重要性が改めて認識される中、重量物を搬送する天井クレーンの新設および改造について、好調な受注が継続しています。一方で、天井クレーンを構成する部品などの調達環境としては、価格もさることながら納期面で非常に不透明さが継続しています。今年も、早期発注や納期管理などできる限りの努力を行い、契約通りの納入・完工するとともに、前提となる安全な作業、高品質なものづくりを社内一丸となって取り組んでいきます。
 また、これら事業を持続的に支えていくための人材の採用と育成は、当社にとっても最重要課題になります。採用や育成の諸施策とともに、明るく、楽しく、一定の緊張感の中で活気あふれる職場を作り上げていきたいと思います。
 最後に、取引先の皆様、社員の皆様、更に皆様のご家族のご健勝とご活躍を祈念し、新年の挨拶とさせて頂きます。